提案書評価のポイント

| 2. 設計力を評価する

1. 提案書から何が読み取れるか

提案書から分かること

システムやソフトウェアの開発において、開発者に提案書の提示を求める目的はいくつかあります。そもそも想定の予算やスケジュールで、発注者側が意図しているシステムやソフトウェアの開発ができるのかを開発企業に検討してもらうことは一番目に挙げられることでしょう。そして、どの開発企業に開発を発注するかを選ぶための判断材料にするということも大きな目的です。提案書には、開発者側からのシステム・ソフトウェアの提案、予算やスケジュールといったことが書かれています。これらのことからは、各開発企業がRFPに込められた発注者の意図をどの程度理解して、とれくらいニーズに即したシステム・ソフトウェアをイメージできているか、どれくらいの予算やスケジュールで開発できるのか、といったことが比較検討できます。

以上のことは提案書からダイレクトに読み取れることですが、提案書からはそれ以外にも重要なことを読み取ることができます。それは、提案書を書いた開発企業が、本当に提案書通りのシステムを高品位に開発することができるのか、ということです。提案は素晴らしかったのだけど、実際に開発を発注してみると提案通りのシステムができなかった。あるいは、何とかシステムはできあがったけれども、いろいろと問題を抱えていた。そういったリスクは早い段階で回避できることが望ましいですよね。もちろん100%というわけにはいきませんが、提案書をよく読むことで開発企業の開発力をいくつかの切り口から評価することができます。

図1.提案書から何が分かるか

提案書から開発力を評価する

では、提案書からどのような切り口で開発企業の開発力を評価することができるのでしょうか。当サイトでは、下の図のような切り口で開発企業の開発力を評価するための提案書の読み方について説明します。それらが開発力のすべてだということではありませんが、どの開発企業に開発を発注するかを判断する際には、一つの参考情報になることでしょう。

「妥当な見積もりを行う力はあるか」「妥当な技術選択を行う力はあるか」「設計力はあるか」「開発推進力はあるか」という切り口で開発力を評価できます。

図2.開発力評価の切り口

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